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10 2016/8

台風はサンゴを救う!?

沖縄の夏といえば、海、エイサー、そして台風!!!

毎年大きな被害を及ぼす、沖縄の夏の風物詩ともいえる台風ですが、なんと今年はまだ一度も直撃していないんですΣ(・ω・ノ)ノ!

停電もしないし、作物にも被害を及ぼしてないから、ラッキー(=゚ω゚)ノって思うかもしれませんが、

海の中のある生き物は台風が必要なんです!

 

それは、、、サンゴ焦!!!

 

なぜサンゴが台風を必要としているのか紹介します(o^―^o)ニコ

 

 

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愛は地球を救うのかもしれませんが、
台風はサンゴを救います・・・
台風と言えば様々な災害をもたらす
悪のイメージが強くなってしまっていますが、
実際のところ必ずしもそうとは限らないんですね。
台風による恩恵もいくつかあります。
たとえば・・・
①大量の降雨
②海面水温の低下
①はわりと思いつきやすいでしょうか。
台風は「空の給水車」と呼ばれているほどで、
空っぽのダムが一気に満水になることもあります。
また、カラカラの大地はしっかりと潤います。
一方で、②は少し意外かもしれません。
台風が通過すると、半時計回りの風により
海面下の冷たい海水が引っ張りあげられる
「湧昇」という現象が起こります。
この現象は台風の移動速度が遅いほどはっきりと現れます。
また、台風の強い風により温かい海水と
冷たい海水がかき混ぜられる現象も併せて起こります。
先日、先島諸島付近を通過した
台風12号では②が顕著に現れました。
自転車並みの比較的遅い速度で
移動したため、湧昇とかき混ぜ効果が
よく効いたのでしょう。
まずは、8月17日の沖縄周辺海域の
海面水温の解析図をご覧ください↓
イメージ 1
広い範囲で30.5℃~31℃。
サンゴが生きられる限界である30℃を
超えており、大規模な白化現象の起こる
懸念がありました。
ところが、台風通過後の23日になると・・・↓
イメージ 2
ほぼ平年並みの29.0℃~29.5℃にまで低下しました。
これにより、98年のような最悪の事態は
ひとまず回避できたと言えるでしょう。
ただ、この海面水温が異常なまでに高い状態は
8月上旬から続いていたため、淡水の影響を
受けやすい場所など一部ではすでに白化現象が
進んでしまったとのこと。
そういったサンゴは、残念ながら元に戻るまで
相当な時間がかかってしまいます。
ちなみに、地元の方は今回の台風のことを
“すばらしい台風”という意味で「ゆかぶ台風」と
呼んでいます。
それもそのはず。
八重山各地で総雨量は150ミリ前後となり、
7月12日の台風7号通過以来の
まとまった雨となったためです。
そのおかげで細々としたサトウキビは
青々と元気を取り戻しました。
しかも中心がややずれたため、
風はあまり強まらず人的・物的被害はなし。
台風12号がもたらしたもの、
それは損害ではなく恩恵だったのです。
とはいっても、やはりほとんどの台風は
恩恵よりも損害のほうが目立ってしまいます。
これから9月にかけて台風のハイシーズン。
日本列島に接近する台風の数がぐっと増えますから、
十分な注意が必要となります。
引用元
気象部屋
http://blogs.yahoo.co.jp/panthanwatch/11093059.html
人間にとっては被害をもたらすだけの現象だとしても、自然界にとっては必要なものなんですね!
いや~、やっぱり自然って偉大です(‘Д’)
今年も無事(?)サンゴのためにも台風が来ることを願いましょう(*’▽’)
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