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9 2016/5

みそしる

今日は沖縄の家庭料理、味噌汁について紹介していきたいと思います。!!

味噌汁・・・それは、日本料理でありながら”miso soup”として世界でも知られるほどの普遍性を持った料理です。

ところが一方で、「おふくろの味」といわれるように、それぞれの家庭で味付けや具材などが異なり、お嫁修行として義母から味付けを習うお嫁さんもいるほど。

そんな普遍性と多様性を兼ね備えた、アンビバレンツな食べ物、それが味噌汁。しかし、どれだけ「私の家の味噌汁はちょっと変わってた」と思う人でも、沖縄の味噌汁を見たらビックリするでしょう。それほど、沖縄は群を抜いて、特殊なんです。

実物が席に到着したとき、カルチャーショックを受けてしまいました。16373

味噌汁とは、お椀に盛りつけられている汁物であるという固定概念に覆われていたかもしれません。

 

なんと、どんぶりで来ました。

つまり、ご飯のおかずの役割も備えているのです。もしも、おかずを別に注文していたら、小食の方は食べきれなかったかもしれませんね。

味噌汁の表面にはうっすら油も浮いていますが、とてもあっさりした味です。

具材においても、

・ポークランチョンミート(ソーセージの材料を型に詰めたもの)
・レタス
・豆腐
・わかめ
・もやし

の上に生卵が乗っているなど、これまで見たことがないような組み合わせです。

もともと、豚肉を入れていた歴史もありますが、戦後に豚肉の代わりとして、ポークランチョンミートがアメリカ経由として広まってきました。味噌汁にランチョンミートを入れる文化は沖縄特有ともいえます。沖縄の味噌汁は、他県とは明らかに違いましたね。味噌汁の圧倒的な量であったり、食材であったり、油を入れたりと独自性が築かれています。それでも味噌汁に込めた家族を思う気持ちは、一緒であることはいうまでもありません。

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