お魚界のおしどり夫婦 クマノミの生態!!
おはようございます。2015年もあっというまでしたね。 皆さん今年はどんな一年になりましたか?
今日は私の好きな海の生き物について突っ込んで見たいと思います!!!(`・ω・´)!!!!
『なににしようかな~どうしようかな~』 と悩んだ末、クマノミについてご紹介いたします!!
海水魚の中でもかなり人気のある生き物ですよね!! 僕も好きですし、以前クマノミを家で飼育して、繁殖させたこともあります。
クマノミはイソギンチャクの触手があたらない場所に、オレンジ色のカズノコの様な卵を産みます。
皆さんご存知かも知れませんが、クマノミの仲間は オスからメスへと性転換します!!!(・□・;;)!!! そのイソギンチャクに住んでいる一番大きな個体がメスで、次に大きい個体がオス、それ以外は性別がわからないんですね!!
メスが死んでしまったときに、オスはメスへと性転換をし、性別のわからない個体の中で一番大きい個体がオスとなります。
不思議ですよね!体が大きくなるにつれて性別が変化するなんて・・・でもこれ魚の世界では普通です。ほかにもメスからオスに性転換する種類や、時と場合によってオスになったりメスになる種類がいます。不思議ですね!!
それではなぜ性転換をするのでしょうか???(@¥@)??? それは二つのポイントで考えられるでしょう。
①.一生のうちに、どのようにすれば、より多くの自分の子孫を残すことができるか !!
②.卵をどれだけたくさん作ることができるか!!
簡単にまとめると、イソギンチャクという決まった住処でクマノミは、同じ相手と繁殖を繰り返し、自分たちの子供を増やします。そのため、メスをめぐるオス同士の戦いは起こりません。その代わりにメスがどれだけ一回の繁殖に卵を作ることができるか!!これが子孫を多く残すためのキーポイントになります!!
卵を作るのには莫大なエネルギーを必要とします。 エネルギーの面から見ると、体が大きい方が有利なんです!!
この二つの関係から、小さいときはオスでいて、大きくなってメスとなる方が、子孫をより多く残すことができる!! だから性転換をすることが考えられます。
海の生き物はおもしろいですね!! 来年もたくさんの生き物と出会えるといいな~
そして来年もいい年になればと思います。
それでは皆さんよいお年を!!
以上研修生のダーウチでした。