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2 2015/3

沖縄の悲しい歴史です。。。

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奄美出身者差別

地理的・文化的に近い奄美群島は、琉球王国の侵略を受け服属したのは約1世紀半であったが、島津氏によって本土勢力の支配下となり明治維新で鹿児島県に属した後も、沖縄との人的交流が盛んな地域でありました。しかし、太平洋戦争後のアメリカ占領軍の施政下から奄美群島が先に祖国復帰を果たすと、「日本国民」に戻った奄美出身者の人権を制限する施策が、沖縄本島住民の陳情により次々と導入されました。また、沖縄タイムスなどのマスコミも差別を助長するような報道を行い、民間に差別感情が広まりました。

アメラジアン差別

アメリカ人とアジア人、特にアジア地域へ来たアメリカ軍人と現地の女性との間にできた子どもはアメラジアンと呼ばれます。沖縄には今日でもアメリカ軍の軍人・軍属が多く居住し、多くのアメラジアンが生まれ続けているが、差別も根深いです。米軍基地とテレビで目にすることが、沖縄で育ったアメラジアンが知っているアメリカ文化の全てということが多いです。にもかかわらず外見でアメリカ人と決めつけられ、商店からつまみ出される、公共のプールに入れさせてもらえないといった差別を受けています。慰霊の日の前後に公立校では反米的な学習が展開されるため、「ヤンキー・ゴー・ホーム」と迫害されるいじめを浴びます。さらに、アメラジアン自身だけではなくその母親にまで、反米意識に基づく差別・偏見のまなざしが向けられています。また、アメラジアンの多くが集まっていたオキナワ・クリスチャン・スクール・インターナショナルの新校舎建設地が産廃の投棄跡であったため生徒に吐き気や皮膚炎症、性器の発赤といった健康被害が多発した時には、沖縄県はダイオキシンやPCBの検査をせずに「安全宣言」を出して済ませてしまい、結局約80名が退学する事態となりました。

自衛官差別

職業差別として、自衛官に対する差別があります。本土復帰に伴い自衛隊が沖縄にやってきたとき、自衛官たちは人殺し呼ばわりされ、差別の凄まじさから自衛隊員の子供は半年以上も学校に通うことが出来なかったほどであります。また様々な行事から閉めだされた上に、参加が許可されても自衛隊を名乗ることを許されなかったです。自治体ですら自衛官やその家族の住民登録を拒否する、ゴミの処理も受け付けないなどの、差別を長年に渡って続けてきた。その一方で、長年にわたる沖縄の不安定な雇用情勢や本土との賃金格差から、自ら隊員に志願する沖縄県出身者も少なくないです。那覇ハーリーで自衛隊を名乗り参加することが許されたのは復帰後30年近く経過した2001年のことでありました。

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