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29 2015/1

沖縄!!

大満喫の沖縄旅行です!!

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その他の特徴

調理法

亜熱帯に属する沖縄県では食品が傷みやすく、冷凍・冷蔵技術が未発達の時代にはいかにして食料を長持ちさせるか、また鮮度の落ちた食材をどう安全に食べるかという点に主眼が置かれました。このため油を多量に用いて十分に加熱する調理法が主流となり、炒り煮や煮付けなどに代表される、油っぽく味の濃い「あじくーたー」と呼ばれる料理が沖縄県民共通の味覚となった。この傾向は現在にも受け継がれており、市販されている弁当のおかずはほとんどが揚げ物あるいは炒め物で占められています。なお、食用油と風味調味料の消費量は全国1位だが塩分と砂糖の摂取量は日本国民の平均の7割程度(国民栄養調査)で、沖縄料理は意外に薄味ともいえます。

気候のせいもあって鍋料理の文化はまったく存在しないが、汁物は非常に多彩で独特のものが多いです。ソーセージや卵など多種類の具の入った「みそ汁」が一品料理として成立しているほか、魚のぶつ切りを入れた「魚汁」、ハリセンボンをその肝と共に用いる「アバサー汁」など海鮮系の味噌汁もポピュラーであります。それ以外にも、正月などに作られる白味噌仕立ての「イナムドゥチ」、すまし汁仕立ての「シカムドゥチ」、海藻を用いた「アーサ汁」、豚の臓物の「中身汁」、田芋の芋茎を用いた「ムジ汁」、豚のレバーを使った「チムシンジ(肝煎じ)」、牛の臓物を煮込んだ「牛汁」、豚の背骨の「骨汁」、干したウミヘビを用いる「イラブー汁」、さらには「イカ墨汁」、「アヒラー(アヒル)汁」、「ヒージャー(山羊)汁」、「ティビチ汁」、「ソーキ汁」など、ありとあらゆる食材が汁物の材料となるといっても過言ではなく、またシンジムン(煎じもの)として様々な薬効があると信じられています。

なお、沖縄料理では、鰹出汁が多く使われ、その他に昆布出汁、豚出汁(豚のばら肉を下茹でした際の茹で汁を、脂肪を除いて濾したもの)が多いです。

加工食品の多用

沖縄では、缶詰や冷凍食品などの利用頻度が非常に高く、これらの加工食品や添加物等に対する抵抗感も少ない。「ポーク」というと本土では通常の豚肉を指すのに対し、沖縄では缶詰のランチョンミートのことを指します。 これは食品の鮮度を保ちにくい気候、本土に比べ流通面で不利な立地、そして低所得者層の多さなどに起因するもので、離島に行けばさらにこの傾向が顕著となります。 このため、海に囲まれた島であるにもかかわらず、県民にとってもっとも身近で日常的な魚は内地産の冷凍サンマやツナ缶であり、また国産豚肉よりも冷凍の輸入肉、ポーク缶の消費量が圧倒的に多いという逆転現象が起こっています。こうしたあまり好ましくはない傾向が、男女共に日本一高い肥満率や、後述する平均寿命の急激な低下の一因となっていることは想像に難くないです。

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