沖縄本島のやんばる地区にある比地大滝（ひじおおたき）。落差が約２６ｍもある沖縄本島最大の滝です。比地大滝まで行くには管理棟で入場料を払って良く整備されているハイキングコースを歩いて行きます。入場してすぐに比地キャンプ場があり、その中を通って行きます。ここにはトイレや自販機もありますので入山する前に済ませておく事をオススメします。

沖縄の自然に触れながら進んで行くと珍しい動植物を見る事ができます。リュウキュウハグロトンボは沖縄の中でも河川や山間部や沢などでしか見ることができない貴重なトンボです。歩いていると横を飛んでいたり、葉っぱの上にとまって羽を休めている姿を見ることができました。

コースの途中には小川が流れています。行きも帰りも通るコースなので先に最終地点の比地大滝を見てからこちらでゆっくり休憩するのが良いと思います。浅めの川なのですが歩き疲れた足を入れるとひんやりとして気持ちが良いです。

途中吊り橋があり、吊り橋の下を流れる比地川や一帯に広がるやんばるの森を眺める事ができます。結構高い位置にある吊り橋なので高所恐怖症の方は吊り橋の上からゆっくりと景観を楽しむには少し勇気が必要かもしれませんね。下を流れる川にある大きな岩場で休んでいるグループがいましたがとても小さく見えるので高さを感じます。それでもこの吊り橋から見渡せる景色はとても綺麗なのでぜひ楽しんでください。

そして最終地点の比地大滝に着くとこのような張り紙が貼られています。「滝つぼでの遊泳禁止」滝つぼ周りには柵が張られており中に入る事はできません。流れ落ちる滝の景観を楽しんだらゆっくりと通ってきたコースを通って帰ります。戻る時はゆっくりと動植物を観察して行くと良いですよ。片道約４０分～６０分ぐらいかかります。