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8 2020/6

ウェットスーツ

ウェットスーツをオーダーで作りたい方へアドバイス。

いつもレンタルのウェットスーツでダイビングしていたけど、
今年こそはオーダーで作ってみようという方へ、その極意をお教えします。

ウェットスーツ

ポイントは4つ。
1.せっかく作るならツーピースを!
2.生地選びは慎重に!
3.採寸はゆったりと!
4.沖縄なら驚きの価格!


1.せっかく作るならツーピースを!
ウェットスーツは、通常レンタル用のものは両面ジャージでワンピース、厚みは5mmのものがほとんどです。
なぜなら、1人1枚で済むので管理が楽、そして何よりも安い。
でも、せっかく自分だけのスーツを買うのであれば、ぜひともツーピースをオススメします。

その理由についてはこれからご紹介。

まず第一に暖かい。
なぜなら、肩から腰にかけてはスーツが二重になり、
ベストを着込んでいるような状態になるので、ワンピースに比べて暖かい。

第二に、着まわしによってオールシーズン潜れます。
ツーピースなので、水温25度ぐらいまではツーピース、
28度以上であれば、下(ロングジョン、またはシーガル)のみでラッシュガードを着る。
さらには、沖縄なら8月下旬から9月下旬までの一番海が暖かい時期なら、
下はサーフパンツでジャケットのみ羽織るという上級者の着こなしも可能です。
こんな感じにオールシーズン、どの水温でも快適に潜ることができますよ。
特に、ジャケットのみで潜る開放感はなんとも言えないものがあります。

第三に、脱ぎ着が容易にできます。
ジャケットとロングジョンの組み合わせであれば、首元の圧迫感から開放されます。
また、休憩中にスーツを上半身脱いでいるときでも、腕がベロベロしないのですっきりまとまります。

最後になりますが、第四に上下別々の買い替えも可能ということです。
今年の冬はちょっと寒かったから、ジャケットだけ6.5mmを買い足すとかってことも可能。
さらには、オールシーズン着る下はかなりボロボロになりやすいので、
ロングジョンだけ買い替えということもできますよ。


2.生地選びは慎重に!
まずは素材ですが表面と裏面に分かれます。
表面は3種類。①ジャージ、②スキン、③メッシュスキン。
裏面は4種類。①ジャージ、②スキン、③リペルサーモ(シルバースキン)、④エアーストレッチ(起毛)。

このほかにもお値段がびっくり高い最新素材、
表面はブラックリペル(BR)、裏面はタックレスというハイテクなやつもあったり。

表面に関しては、②、③が撥水性が非常に高く、
冬場のダイビングでもすぐに表面が乾燥するので暖かいというメリットはありますが、
ちょっとした引っかきでもすぐに破れてしまいます。(③は多少は強くなっています。)
また、生地同士が密着してしまうので、着脱の際は表面を十分に濡らす必要があります。
初心者でライセンス取立てという方は、必ずジャージを選ぶべきだと言えます。

裏面に関しては、②や③のようなスキン素材が最も水が入りづらく、暖かいと言えます。
④も撥水性が高く、暖かいのですが、料金が少々高いことと、
引っ掻きなどの破れには強いけど、起毛がつぶれてくるとジャージと同等になってしまいます。
③は②にシルバーコーティングしたもので、肌の滑りがよく、
乾燥した状態であれば、パウダーなど使わなくても、スッと着ることができます。


3.採寸はゆったりと!
オーダースーツを作る際に、メジャーをピタッと当ててはいませんか?

スーツはゴム素材で使っていくうちにかなり縮んでしまいます。
特にスキン素材は、ショップスタッフで+5センチで作ることもしばしば。
かなり余裕を持って採寸し、幅と丈をさらに+3センチぐらい伸ばしておくことが重要です。

また、手足のファスナーはつけないことをおすすめします。
ファスナーをつけると、そこから水が入ってくる原因にもなり、さらには故障の原因にもなります。
そして何よりも価格がアップしてしまう。
そこで、ちょっとしたコツですが、ファスナーをつけない代わりに、
手足周りも採寸値から+2~3センチしておくことで、スーツの着脱も快適になります。
隙間ができて水が入るのでは?と思うかもしれませんが、
上記のスキン素材であれば、ほとんど水が入ってくることはありません。


4.沖縄なら驚きの価格!
ちなみに気になるお値段ですが、実は沖縄はかなりウェットスーツが安い。
なぜなら、作業潜水などで作る人が多く、ウェットスーツ製造のお店が多いため。
スーツメーカーではなく、直接、製造元から買うことができるので、余分なマージンなどがかからず、とにかく安い。

スーツメーカーであれば、両面ジャージでも5万は下らないのですが、
なんと3万弱で裏面は暖かいリペルサーモになります。
ただし、かっちょいいデザインは無理です。
基本は真っ黒でバイアス(縁取り)とステッチのカラーを選ぶのみとなりますが、
そのほうが潜れそうな感じがしてカッコいいという声もあります。

ソフトは生地が柔らかく、着脱がし易いのと、時間が経っても縮みが少ないので、
長く着たい方にはおすすめです。
また、ロングジョン、通常は肩のマジックテープですが、背中ファスナーのほうが上半身を脱いでいるときにかっちょいいです。
あとは膝パット、通常はとも布を貼り付けたタイプですが、シリコンパットは擦れなどに強く、また長年使っても剥がれません。

是非、沖縄でダイビングしたついでにスーツを作ってみてはいかがでしょうか?

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