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2018/9
大根じゃないよ、ダイコンだよ
大根じゃないよ、ダイコンだよ! ダイブコンピュータの役割って?
よくインストラクターやベテランダイバーが「ダイコン」と言っているのを聞いたことがあるだろう。最初は「何のこっちゃ??」だが、実はこれ「ダイブコンピュータ」の略。ほとんどの人が「ダイコン」と省略しているので覚えておこう(ここでも以下、ダイコンと呼ぶ)。
そもそもダイコンとは、現在水深や潜水時間、水温、最大水深など、今潜っているダイビングのデータをリアルタイムで教えてくれる道具のこと。ダイバーは常にダイコンを確認しながら、体に負担のかからない、安全な潜水計画を立てる必要がある。ダイコンには腕時計のようなウオッチ型や、BCに取り付けるコンソール型などさまざまなタイプのものがある。
今ではほとんどのダイコンがダイビングを開始すると、自動的にダイビングモードに切り替わる。すると、画面に「現在の水深」と「無減圧潜水時間(=現在の水深に、安全にとどまれる時間)」が表示されるはずなので、その見方を覚えよう。
表示はメーカーや機種によって異なるので、必ず説明書を読み、どこに何の表示があるかを確認するように。
ダイビング終盤は安全停止をしっかりと!
ダイビングが終わりに近づき、浅場に上がると、「安全停止モード」に自動的に切り替わるダイコンがほとんど。だいたい水深6~3mの範囲内で、3分の安全停止となっている。