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2016/11
カツオノエボシ
ていますね。
日本の海にいる危険生物とは、魚、タコ、ウニ、クラゲなど、美味しそうですが、種類によっては、猛毒を持った危険生物がいるんです。
海の危険生物があなたのすぐそばにいるかもしれません。
以下のような危険生物がいますので、注意してくださいね。
- 見た目が可愛いから手に取ってみると危険生物だった
- 砂浜に半分潜っているので気づかずに危険生物を踏んでしまう
- 岩やその他近くにあるものに擬態しているので気づかない
- 海の中で遠くに危険生物が見えても触手が長いものがある3位「カツオノエボシ」
カツオノエボシは、別名「電気くらげ」と呼ばれており、猛毒を持ったクラゲで、触手に触れると刺胞が発射されて刺されます。
大きさ約10cmほどの透き通った藍色の浮き袋をもっていて、風を受けて移動することができます。浮き袋がから海面下に伸びる触手は平均10m程度ですが、長いもので約50mにも達します。
海に入っている時に、青い浮き袋のようなものを見つけた時、近づいたら刺されるかもしれません!
カツオノエボシの触手は長いので、刺されてしまいます。
カツオノエボシの触っていけないところは、触手の部分です。
また、海岸や砂浜に打ち上げられたカツオノエボシを見つけた時にも、触れると刺されるかもしれません。
カツオノエボシに刺されると、患部は炎症を起こして腫れ上がり、痛みは長時間続きます。
二度目に刺されるとアナフィラキシー(アレルギー反応の一種)を起こし、ショック死する危険があります。
くらげに刺されたら、普通は酢が有効とされているのですが、カツオノエボシに限っては、逆効果です。
真水や酢による刺激にも反応して、毒が発射されるのです。【応急処置】
海水で患部を洗い流し、近くにあるタオルやプラスティックボードを使用して触手を除去します(素手で除去しない)。
除去した後、氷や冷水で冷やし、医療機関で治療してください。予防としては、クラゲ除けローションを事前に肌に塗っておく事も大切です。