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2016/10
オニダルマオコゼ
ていますね。
日本の海にいる危険生物とは、魚、タコ、ウニ、クラゲなど、美味しそうですが、種類によっては、猛毒を持った危険生物がいるんです。
海の危険生物があなたのすぐそばにいるかもしれません。
以下のような危険生物がいますので、注意してくださいね。
- 見た目が可愛いから手に取ってみると危険生物だった
- 砂浜に半分潜っているので気づかずに危険生物を踏んでしまう
- 岩やその他近くにあるものに擬態しているので気づかない
- 海の中で遠くに危険生物が見えても触手が長いものがある
4位「オニダルマオコゼ」
オニダルマオコゼは、日本近海では小笠原諸島・奄美大島・沖縄周辺に分布している魚です。
体長は40cm程度で、全身ゴツゴツしていて岩に擬態する生物です。
岩と間違って触ったり、踏んだりすると、背びれに刺されるかもしれません。
浅い海にすみ、身体の半分を砂に埋もれさせるなどするので、プロのダイバーや漁師でも見分けられないみたいですよ。
レジャーで海水浴やシュノーケリングで遊んでいる人は気づくのは難しいです。
オニダルマオコゼの背びれに毒があり、毒性が強く刺されると腫れあがり、紫色に変色します。
激痛で意識障害を起こし、呼吸困難や、けいれん、最悪の場合に死亡するケースもあるようです。
【応急処置】
激痛で自分では何もできないから、周りの人に助けを求めて、海から上がりましょう。
刺された患部をお水で洗い、刺された部分よりも心臓に近い個所を縛って、毒の周りを抑えます。
やけどしない程度の熱いお湯(43~50℃程度)に患部をつけると、30分~1時間くらいで、痛みが治まってきます。
あとは、至急病院へ行き手当を受けましょう。