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31 2015/1

きれいです

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沖縄県内における賃貸アパートの浴室事情から説明しよう。比較的家賃が高くなる3LDK位の間取り以上になると湯船が付いているのだが、それ以下で比較的家賃が安いアパートの浴室には、シャワーだけが付いていて、湯船が無いのが一般的です。

また一戸建ての家に住んでいて浴室に湯船が完備している環境にあっても湯船を使わない人が多い。シャワーで済ませています。

つまり沖縄の人には、ゆったりと湯船につかって疲れを癒やすという習慣がないような気がします。

昔はたくさんあったという銭湯も、今では、ほとんど見つける事が困難だし、サウナも極端に数が少なく、ほとんど見かける事が無い。どう考えても内地に根付いているような風呂文化が感じられないのです。寒冷地の家庭では湯船につかって身体を芯から温めている風情は想像しただけでも絵になるが、亜熱帯気候の沖縄ではどうにも絵にならないです。確かにシャワーでバシャバシャやる方がより沖縄的なイメージです。

ではなぜ湯船を使う習慣が無いのだろうか?
以下、理由の私見です。

もともと湯船につかるという習慣が沖縄には無かったらしいが、理由のひとつに気候的な要素があげられます。冬季でも最低気温が12度になったら新聞の社会面でトップ記事になるほど暖かいのである。ゆっくり浸かって汗を流すなど、むしろ苦痛の領域です。理由のふたつめには、内地に点在する「温泉」がない為に「湯治」のような湯船につかる事と癒やし、健康という事とを結びつける発想ができなかったのではないでしょうk。結果、汗を流す「道具」としてのシャワーを実務的に選択する理由も容易に想像できるのです。

私が現在住んでいるマンションの浴室には、さいわい湯船が付いているのだが、現在は入浴用品やシャンプーなどの収容ケースとなっています。群馬に居る頃は夜のリラックスタイムとしての入浴がどれほど楽しみだったのかもしれません。・・・・・いつからか、湯船につかる気が全然起こらなくなってしまいました。これもいわゆる沖縄病のひとつかもしれないです。

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